- 「サツマイモの品種が多くて、どれを選べばいいか分からない」
- 「ねっとりとした焼き芋が食べたい」
そんな方に向けた記事です。
本記事では、”べにはるか”、”安納芋”、”シルクスイート”等の品種について、食味の系統毎に品種を紹介します。
サツマイモの品種によって”ねっとり系”、”しっとり系”、”ほくほく系”の食味が分かれており、あなたの好みに合った焼き芋を選べば幸福感に満たされます。
この記事を読み終えると、あなたにぴったりのサツマイモの品種が見つかります。(どれを選べばいいか分からない方には、ねっとり系の”べにはるか”がオススメです。)
ぜひ参考にしてみてください。
»【BakeFree】ドウシシャ焼き芋メーカーでねっとり焼く方法
食味ごとの品種まとめ
食味は”ねっとり系”、”しっとり系”、”ほくほく系”に大きく分類されます。
それぞれ食感と甘味が異なっているため、それぞれ特徴をまとめました。
食味がねっとり系の品種
”ねっとり系”の品種 | |
品種名 | ブランド名 |
べにはるか | 甘太くん |
紅優甘 | |
紅天使 | |
葵はるか | |
安納芋 | 安納とろとろ |
クイックスイート | ー |
熟成べにまさり | ー |
熟成ベニアズマ | ー |
”ねっとり系”の品種はスイートポテトのように口の中でトロけるような食感です。
また、糖度が高く甘くておいしいスイーツのような味わいです。
”べにまさり”と”ベニアズマ”は”ねっとり系”の品種ではないのですが、定温・定湿で長期的に貯蔵することで糖が増加し、”ねっとり系”となります。
”ねっとり系”の特性は中くらいのでんぷん含有量で、βアミラーゼ(熱で溶けてドロドロに糊化したでんぷんを糖に分解する酵素)の活性が強いことです。
食味がしっとり系の品種
“しっとり系”の品種 | |
品種名 | ブランド名 |
べにまさり | 紅まさり |
シルクスイート | ゴールドスイート |
くちどけいも | |
アメリカイモ(七福) | ー |
ひめあやか | ー |
”しっとり系”は”ねっとり系”と”ほくほく系”の両方のメリットを併せ持っております。
適度な甘さでしっとりとした食感が特徴です。
甘すぎるのが苦手な方にオススメです。
食味がほくほく系の品種
“ほくほく系”の品種 | |
品種名 | ブランド名 |
ベニアズマ | 紅こがね |
高系14号 | べにほっくり |
宮崎紅 | |
なると金時 | |
里むすめ | |
土佐紅 | |
五郎島金時 | |
坂出金時 | |
大栄愛娘 | |
ほりだし君 | |
紅赤 | 富の川越いも |
ベニコマチ | ー |
パープルスイートロード | イロドリムラサキ |
昔から馴染みのある焼き芋といえば”ほくほく系”です。
水分が少ない為、蒸したじゃがいもの様にほくほくとした食感となります。
形が保たれているので、おかずとして料理に利用しやすいです。
”ほくほく系”の特徴としてはでんぷん含有量が高く、βアミラーゼ(熱で溶けてドロドロに糊化したでんぷんを糖に分解する酵素)の活性が低いことです。
まとめ
ここまで食味について紹介しました。まとめると次の通りです。
- 食味には”ねっとり系”、”しっとり系”、”ほくほく系”がある
- ”ねっとり系”は粘質の食感、濃厚な甘さ
- ”しっとり系”は粘質と紛質の中間な味わい
- ”ほくほく系”は紛質の食感、甘さ控えめ
どの品種の焼き芋も美味しいですが、好みにあった食味の焼き芋を食べれば、さらに満足度は高くなります。
この記事を読んで、あなたの好みに合った品種を見つけたなら幸いです。
どの品種の焼き芋か選べない方にオススメが、”ねっとり系”である”べにはるか”です。
スイーツのような甘さ、ねっとりとした食感にハマること間違いないです。
ここまで、読んで頂きありがとうございました。